【2023年7月最新】 完全解説!フィリピンへの入国手続(変更あり)

わかりにくい?フィリピンの最新入国手続について
昨年(2022年)のフィリピン留学再開直後は、PCR検査のみならず沢山の書類や保険などが必要でしたが、2023年現在では大幅に手続が緩和されてきています。
これからフィリピン留学を考えているすべての方々!事前の準備のために是非ご一読ください。
※2023年7月、一部情報を更新しています。
最新情報については、必ずBEACLのLINEなどからご確認ください。

今考えると、再開直後・昨年5月頃はかなり手続きが大変でしたね!
1.新型コロナワクチンの接種条件

フィリピン入国の際の新型コロナウイルス関連の縛りは以下通り。
年齢とワクチンの摂取状況で異なります。
・ワクチンの2回接種を出発14日前に完了した場合は、出国前のPCR検査及び抗原検査は不要です。
・2022年11月より、ワクチン未接種者の入国制限が大幅に緩和されています。
・現在、こちらの要件はなくなりました!
15歳以上の場合
ワクチン2回以上接種済の場合
出発前のPCR検査→不要
入国後の検査→不要
入国後の隔離→不要
ワクチン未接種の場合
出発前検査で陰性(※)
入国後の検査→不要
入国後の隔離→不要
出発前検査無しor陽性
入国後の検査→必要
検査陽性 隔離→必要
検査陰性 隔離→不要
※フライト出発前48時間以内のPCR検査か24時間以内の抗原検査の英文陰性証明書
15歳未満の場合
単独で留学する場合
15歳以上の場合と同様の条件
保護者がいる場合
同行する保護者が入国条件を満たすことで無条件で入国可能

ワクチンの摂取は必須ではなくなりましたが、摂取することでフィリピン入国時のほとんどの手続きが不要となりますし、日本にも予定通り帰国することができますよ。
2.コロナワクチン 英文接種証明書(ワクチンパスポート)

・ワクチン2回以上接種済みの方は、ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)を取得する必要があります。
・ワクチン接種証明書は必ず英文で取得する必要があります。
・現在、こちらの要件はなくなりました!
アプリで取得する
・ワクチン接種アプリから最短即日発行で便利
・利用にはマイナンバーカードが必要
紙で取得する
・ワクチンを接種した自治体(市役所・区役所)などに問い合わせる
・発行までに郵送で約1週間かかる場合があるので注意が必要

アプリで英文ワクチン取得した場合でも、念の為にプリントアウトをしておくと安心です。
(2023年7月追記 現在入国要件として当書類は必要ありませんが、留学中にコロナが再流行した場合などで、再び必要となることも想定されますので、すでにお持ちの場合はプリントアウトなどしておくと安心かもしれません。)
3.30日以内の往復航空券もしくは第3国への出国チケット

・外国人は原則として片道航空券でのフィリピン入国が許されません。
・出国のチケットでさえあればよく、日本への帰国チケットでなくてもOKです。
フィリピンという国は、原則「30日以内に出国する人」しか入国させてくれない
フィリピンへの入国時には、入国日より30日以内に出国する航空券が必要です。
ただし、チケットの種類は、帰国便でも第三国へ出国するものでも何でも良いです。

このチケットは日本の空港のカウンターで確認され、この確認を通らないと飛行機に乗れません(涙)
ですので、空港のカウンターで当日予約可能なチケットを購入するか、最悪留学ができないこととなってしまいます・・・。
30日を超える留学をする場合の考え方
留学期間が30日を超える場合や、出国日が未定の場合でも、留学でフィリピンへと出発する際には、
・30日以内の復路のチケット
・他国行きのチケット
を購入して下さい。
その場合、LCC等の場合でチケットのキャンセルや変更ができない場合チケットを「捨てる」場合もあります。

BEACLでは、航空券のお得な最新の購入方法をアドバイスしています!お気軽にご相談ください。
4. 6ヶ月以上の残存期間が残っているパスポート

原則として「6ヶ月以上」のパスポートの有効期間が必要です。
2023年2月現在、フィリピン大使館のHPによると、
入国の際は、1)有効な往復航空券または、第三国へ出国する航空券を所持していること、2)パスポートの有効期限が滞在日数+6ヶ月以上であることが条件です。
https://tokyo.philembassy.net/ja/consular-section/services/visa/visa-free-entry-for-temporary-visits/
とされています。
パスポートの有効期限の確認は意外と忘れている方が多いので、必ず有効期限を確認してください。 パスポートを持っていない方、有効期限が切れている方も含めて、充分に余裕を持って各都道府県のパスポートセンターにてお手続きください。

日本のパスポートの効力は世界最強!とも言われていますが、パスポートの期限の管理は一人ひとりでやるしかありません。
5.eTravel 事前登録

eTravelとは、フィリピン政府に対して渡航情報を事前申告するWebフォームです。 航空券やワクチン接種に関する情報を入力、完了後のQRコードを保存し、フィリピン到着時の空港で提示いただく流れです。
コロナ後、ワンヘルスパスやe-Arrivalという名前でオンラインでの入国管理を行ってきたフィリピン政府ですが、今現在必須となっているのがこのeTravelです。
日本出発の72時間〜搭乗手続き前までに入力を完了しておく必要があります。
6. 海外旅行傷害保険

・大前提として、海外旅行傷害保険への加入は任意ですが、安心して留学生活を送るために、なんらかの保険への加入をお勧めています。
・コロナ後、保険への加入を入学条件とする学校も存在します。
保険はあくまで任意
昨年は、任意保険への加入が入国条件とされていたこともありましたが、現在は必須ではありません。ただし、とりわけコロナのようなパンデミックが留学期間中に起こってしまったときのことを考えると、保険への加入は金銭的な負担以上の安心感をもたらしてくれると思います。
クレカの付帯保険を使う事もできます
90日間以内であればクレジットカード付帯の保険でも可能ですが、補償内容やサポート体制、日本語による現地サポート窓口の有無は、必ず事前確認してください。

BEACLはAIG海外旅行保険の正規代理店です!お気軽にお問い合わせ下さい。
7.まとめ

以上のフィリピン入国手続について、如何だったでしょうか?この諸条件を読んでみて、「結構めんどくさいな」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。以前は、航空券とパスポートだけで良かったですから・・・。
しかし、今回皆さんにしっかり覚えてほしいのは、これら条件の一つでも欠けると
「留学に行けない」
という事実です。

BEACLのスタッフは、つい最近、成田空港でワクチンパスポートの不備のために飛行機に乗れなかったカップルを目の前で実際に目撃してます・・・涙
また、フィリピンにおける入国条件は、かなりの頻度で変更されます。この記事は、あくまでも2023年2月時点での最新情報であり、今後この条件が緩和にしろ厳格化にしろ変更される可能性はかなり高いです。
従って、みなさんに取って一番重要なことは、最新の入国情報を確実に入手することです。
BEACLでは、常に最新の情報をアップデートして留学生の皆さまにお伝えしております。

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